こんにちは、【苦悩シニア】すぎ です。
今回は、シニア世代の最大の問題とも言える「資産・お金」の話です。
定年すると退職金が貰えて、その時点が人生資産の最高額を達成するタイミングで、そこから収入が減って支出を抑えながらも、少しずつ資産が減少して焦るパターンが一般的でしょうか。
わたくしも、ご多分に漏れずこのパターンで焦っている、苦悩している人間である。
この話は、若いときの貯蓄の考え方から起因するので、若い人にも見てもらいたいが、わたくしもそうだったが、コレはなかなか若いときに気づくのは難しい。
実際に定年前後にならないと、実感が出てこないと焦らないので、その時点では手遅れと言うことが多い。
でも何もしないわけには行かないですよね。
実は、この時点であきらめる人がいます。
収入のあてがあれば別ですが、増えないのに支出をあまり抑えずどんどん貧乏になる人。
最後の抵抗はささやかながら、今までの反省も込めてキチンと対策するようにしましょうか。
1 だれでもする簡単な計算が悲報
定年すると、大抵はお給料がへって資産が減って焦ってきます。
定年後に簡単な計算をしてみました。
ざっとで良いので、月いくらぐらお金を使っているか計算してみてください。仮に30万円としましょう。
再雇用で得られる収入は、20万円とします。年功序列で膨れ上がった定年前のお給料は40万円です。
10万円貯金しているので、使っているお金は、月30万円プラス貯金10万円と言うことになり、お給料40万円なのでトントンです。
再雇用で下がったお給料は20万円なので、そのままの生活水準と貯金を続けると、毎月20万円足らなくなる計算なります。
貯蓄に回すことはできなくなるので10万円の貯金はやめます。
ここで資産は増えないことになります。第一の苦悩の始まりですね。
使っているお金が30万円で、収入は再雇用の給与だけの20万円とすると、赤字は毎月10万です。
月10万円の赤字なので貯蓄を取りくづして生活すると、月10万円かける12ヶ月で年間120万円の貯蓄が無くなっていきます。
再雇用の延長は5年間ですが、10年間働いたとしても、10年後に1200万円の貯金が無くなります。
元々の貯蓄がいくらあったかで、焦り具合が変わりますよね。
資産総額が定年前に、大体1億円ぐらいの人は、ファイヤー、経済的自立・早期リタイアができるわけです。
資産が1億円以下の人は、寿命と残りの減っていく資産との関係を計算することになります。
2 何歳まで生きられるのか
10年で1200万円なくなるというお話をしましたが、その後の寿命が当然、今後のキーワードとなってくるわけです。
この時点で60歳定年の10年後なので70歳になっています。
日本の最新の平均寿命は 男女平均 84.45歳です。男性は81.05歳、女性は 87.09歳となります。
70歳で仕事を辞め年金をもらって、80歳まで生きるとすると貯蓄は2400万円くらい無くなるわけです。
老後資金2000万円問題の出所は、金融庁の金融審議会による市場ワーキング・グループが公表した「高齢社会における資産形成・管理」の報告書からきています。
高齢夫婦の無職世帯の毎月の赤字額は約5万円なので、20年で約1300万円、30年で約2000万円を自身が保有する金融資産から補填しなくてはならないという計算です。
リタイアする年齢、年金をもらい始める年齢、資産がいくらあるかによってシミュレーションは変わってくるので一度計算してみましょう。
あと、住宅ローンなどの借金がいくらあるのか、お子様は経済的独立をしているのかなども定年後の資金の計算に重要な要素となってくるわけですが。
3 どうする? 今後のこと
計算した結果、資産は目減りする一方なので、出た結論は、
1 再雇用は給与が激減するが収入ゼロは成り立たないので仕事は続けなくてはいけない。
2 資産が減ることをなるべく食い止めるため節約生活にシフトする。
3 できれば収入や資産を増やすため、副業をやる、投資をする。
当面の目標ですが、節約生活で支出を抑え、再雇用で働き続けて、投資で少しでも資産を増やして寿命までなんとか食いつなぐ です。
目標を達成するため、今後の対策案を見ていきましょう。
1 再雇用で働き続ける。
給与が下がったのでモチベーションが保てませんが、家族のためには働き続けます。
社会とのつながりも大切なのでしばらくは働き続けましょうか。
定年までは契約がないので何でもやらなくちゃいけないけれど、シニア再雇用は最長65歳まで働けるが、一年ごとの契約なのでダメなら辞める選択ができるので気楽と言えば気楽ですね
最近は、給与の条件や働く環境も良くないので 60から64歳までに辞める人が非常に多いのが現状です。
再雇用の様子や給与がどのように変化したのか、仕事の内容や勤務体系など、動画にしてみたいと思います。
2 節約生活をする。
下がった給与と生活水準を同じにするため、様々な節約活動をしてみたいと思います。
こちらも動画にしますので参考になりますでしょうか。
具体的には、収支を見える化して不要な物から利用を止めて出ていくお金を減らします。
この辺は、生活水準が下がると少しさみしくなるので、なるべく同じサービスなのに安くなるとか、楽しくできる節約術みたいのが暗くならなくて良いでしょうか。
普段からこのような節約はやっておかなくてはいけないんでしょうけど、ついつい面倒でそのままにしている人が多いと思います。
で、収入減で焦るわけです。
参考になるか分かりませんが、実践した節約術などを参考になる動画として、届けられればいいなとおもっています。
3 副業、投資をする。
実は副業がOKの企業に勤めているので2年ほど前から、正式に副業の申請を行い活動しています。
コレがまたヘタレで、ブログで広告収入とか狙ったんですけど、時給計算すると 時給10円ぐらいです。笑ってやってください。
そんなに儲からないのかと、皆さんは挑戦をやめないでくださいね。
あくまでわたくし、すぎのブログ挑戦の話です。
最近は少し増えたとは言え、最初の頃は、100時間ぐらい作業しても、収入は1000円ぐらいです。
最近、副業や起業の話題が多いので初めて見たい方もいらっしゃるのでは無いかと思います。
わたくし、すぎが始めたネットビジネスは、投資や費用がほとんどかからないので、その点リスクが少ないのでオススメではあります。
例えば、ブログを開設する場合だと
自宅にネット環境があり、サーバを月1000から2000円程度で借りて、パソコンと無料のアプリから始められます。
これが飲食店をやるとかだと、投資額も高額ですしリスクはそれなりにあります。
その点、ネットビジネスや広告業はリターンも少ないですが、もしダメでも失う物は少ないです。
全然、儲かりませんが趣味の延長上で楽しみながらやるのが良い方法かもしれません。
でも儲からないビジネスでは困るので、これからは老後資金のためにも本腰入れてやる必要が少しあるかもしれません。
この辺もどのようにサーバを立ち上げて収益を上げるとか動画にできるといいんですが。
そして最後に、投資の話です。
巷は、新ニーサとか話題ですけれど、歳を取ると出口戦略が難しくなっていきます。
世の中のお金はバブルの崩壊などで上下するものの、基本的には右肩上がりで増加していくので、長期投資は有利です。
しかし、ほぼ儲かるのは長期に投資した場合のみです。
歳を取ると、いつお金が必要になるか分からず、世界恐慌的なそのタイミングでお金が必要になった場合、解約するしか無く損をします。
若いときは、どん底景気の時でも継続投資ができるのでリスクが低いわけです。
定年後に長期投資をしても年齢というリスクが大きな壁となりますので慎重にならざるおえません。
その点を踏まえて、苦悩シニアが考える高齢者投資を模索したいと思います。
4 老後資産の話は重要
いかがだったでしょうか。
これからの資産の話、概要的な話ばかりですが、これから色々と施策を打ち出していかないと行けないと思っています。
もちろん、豊かな生活とはお金の話ばかりではありませんが、一つの重要な要素であることには間違えありません。
重要なことは、現在の家計を見える化して、削るところは楽しく削る。毎月の赤字はなるべく避け、資産が目減りしないように努力する。
増やせればベスト、できる財テクをリスク分散しながらやってみるのが良いのかと思います。
今日はこれぐらいにしましょうか、また次の動画でお目にかかりましょう。
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